施設

読まないことをおすすめ(´・ω・`)


自分と自分の友人2人の合計3人で山奥を歩いていた。なんかこの先に隠された施設があるらしい。ちょっとした興味本位で見に行きたかったみたいだ。
でも山奥なもんだから道なんかなくて、めちゃめちゃ崖になってて、自分は1回落ちかけた。ファイト一発はやらなかった。
「ここに住んでる人たちはいつもここを使ってるのかな」
「いや、そんなことないだろ。こっちは裏口で、いつもは表口を使ってるんだろ」
「だよな」
みたいな会話をしながら進んでいく。
そうしている内に入り口らしき物を見つけた。当然アポなんか取ってないし、そもそもこの施設に一般人は立ち入り禁止だったので、こっそり入り口を開けて入っていく。なぜか鍵は掛かってなかった。
入って最初に見えたのが、大きな靴箱……の裏側。そこより先は見えない。
どうやらこの入り口はもう使用してなくて、靴箱をおいて出入り出来ないようにしているらしい。
でもまあ、もともと進入する気満々だったので、靴箱の上に頑張って登った。
すると声が聞こえてきた。女の子の声だ。はしゃいでいる。入っちゃって良いのかなぁと思いつつ靴箱から飛び降りて入る。
すると声が止んだ。まさかバレタ?
すごい勢いで人が走ってくる音がする。やばい。
出てきたのは7才ぐらいの女の子。ずだだだっと走ってきたかと思ったら、自分の胸に思いっきり飛びついてきた。なぜに?
その子はなんか愛らしくて思わずなでなでしそうになったわけだけれども、さすがにそれはまずいだろうと思って自粛。
そして隣の部屋で会話していただろう女の子達がやってくる。3人だ。みんな可愛い。
その子達は不法侵入した自分達を怒るわけでもなく、焦るわけでもなく、「上がっていきませんか?」と言われた。それなんてエロゲ
で、それから6畳ぐらいの広さの部屋にこの施設の人みんなが集まった。施設の人は全部で7人。施設の管理をしている園長が1人、男の子が2人、女の子が4人。自分達を入れると合計10人になる。
で、最初に飛びついた女の子はなぜか自分の股の間が気に入ったらしくてそこでずっとごろごろしてる。たまに撫でるとすごい嬉しそうな顔をする。
男の1人が帽子を目深に被っていて、顔が見えない。そして自分達と遊びたいとも思っていないようだ。自閉症っぽい感じがする。
自分はそいつの殻を破る方法を知っていた。その方法としてヒップホップを踊った。何語かも分からない言葉でそいつのことを読んだ。するとそいつは一緒に踊り始める。楽しそうに。みんな驚いていた。
その夜は泊まって、次の日帰ることになった。帰り際、小さい女の子が自分にひっついてきてなかなか離れなかった。なんとかなだめる。昨日の男の子は「また来いよ」と言う。また来ることを約束する。
楽しかった。また行こうと思う。
夢の世界へ。おやすみ。