関西ゲームプログラミング勉強会

に行って、Squirrel 言語について発表してきました。

Squirrel
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動画はこちら


あといくつか補足しておきます。

Squirrel の発音について

ということで、場所によって発音が微妙に違うらしいのでやっぱりみんな適当に呼びましょう

ライセンスについて

ということらしいです。情報ありがとうございます!

Lua より遅い件について

個人的には Lua の半分ぐらいの遅さというのは大して気にしていなかったりしているのですが、そこら辺を言うのを忘れてました。
Lua で書くと十分な速度が出て、Squirrel で書くと処理が間に合わないようなスクリプトになってしまった場合、その後スクリプトを少し追加すると、スクリプトは簡単にスケールして、すぐに Lua も処理が間に合わなくなります。
まあ当然速い方がいいのですが、Squirrel 自体がまだ全然最適化に乗り出していなくて、多分ユーザがもっと増えればそういうこともやり始めると思うので、頑張って使って下さい。

テーブルとクラスの違い

説明されてもやっぱり分からないって声がちらほら。
重要な違いを書いて無かったのですが、クラスやインスタンスは、一度インスタンスを作った後はスロットの生成や破棄ができないです。
で、多分一番の違いは、クラスというものを使うことによって、それをインスタンス作って使うものだという意志が明確に伝わるということなんじゃないかなと思います。
ちなみに自分はクラスいらない派です。

setdelegate について

実は setdelegate なんか使わなくても、y を定義するときに

local y = delegate x : {
    b = function() { return 30; }
}

とかすれば良かったり。ただまあ、setdelegate を使った方が分かりやすいかなーとか思ってそっちにしたのでした。

感想とか

個人的に興味があったのは BSP (動画) とシェーディング (動画) と Bullet (動画, デモファイル) の話なのですが、正直 BSP とシェーディングは全然理解できなかったので、やっぱり脳内にもう一個次元を増やしてやる必要がありそうだと思いました。
あと意外に Agile の話が面白かったです。

7ページ目は突っ込みたいことが山ほどあるのですが、それ以外はいろいろやってて面白そうだなぁと。