プログラマの数学

プログラマの数学

プログラマの数学

これも良書らしいです。
立ち読みしてみると、前半は知っていることばっかりだったので、買おうかどうか迷ったのですが、後半を見てみると、いくつか知らないことがあったので、買ってみました。
だからといって、後半だけを読むつもりはないです。これは何の本にも言えることですが、本を読むというのは、著者の思考を読むということだと思います。
自分の思考と、著者の思考には必ずどこか相違点があり、著者は自分の思考を文字として残し、読者は自分の思考との相違点を見つけ出し、それを理解し、考察する。出来れば、相違点の特徴を見つけ、著者の人格を創造し、その人格をエミュレートしながら読んでいく。著者になりながら読むのだ。そうすれば、自分は著者なのだから、行間を読むのはたやすい。行間を読むことによって、より理解を深めることが出来るのだ。そして、難しい、自分の理解できない話があったとしても、著者がこの知識を修得するまでに考えてきた過程を想像し、シミュレートする。そうすれば、理解するのはたやすい。すぐに著者の知識を修めるだろう(正確には著者の本の知識だが)。
……まあ、別にこんな事を考えながら読んでるわけではないですが(;´Д`)、まあ、著者の思考を理解しようとしながら読むのは重要だと思いますよ?