信念(4)

その、出した(出さなかった)答えというのは、端的に言ってしまえば、矛盾を受け入れることだった。
もともと、この理論には矛盾点が非常に多い。
昨日の、自分の存在と、信念に対する矛盾もそうだ。
自分が存在しているのであれば信念は存在する。
自分が存在していないのであれば信念は存在しない。
選択肢としてはこの2つしか無く、自分が存在していて信念が存在しない、というのはありえないのである。
しかし、本当にありえないのだろうか?
なぜそう思うのだろうか。いつの間にか、「矛盾」という鎖に捕らわれていたのではないだろうか。
そうだ。自分は、全ての事象について確証が持てないのだ。
よって、矛盾を否定する必要などはない。
考えてみれば、自分のbeliefキーワードを付けたエントリーというのは、矛盾してばかりだった。
もしかしたら、矛盾した理論こそが自分の考えの全てなのかもしれない。
もちろん、それも地には着いておらず、ふわふわと浮いているわけなのだけれども。


というか、こんな考えをしている自分は、なんでプログラムが組めるんだろう(;´Д`)