OpenGL ESゲーム開発技法
読んでみました。
- 作者: Dave Astle,Dave Durnil,松田晃一,秦勝重
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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以下感想。
これ、明らかに OpenGL ES とは全く関係のない章がある。
- 第7章 携帯機器用のオーディオ
- 第10章 携帯ビジネスモデル
この2つ、めちゃめちゃ無関係。
7章はオーディオ関係の話をしているだけで OpenGL ES の話なんか一切出てこない。
10章はビジネス本にでも書いてくれみたいな内容。
他の章も、一部はコアな部分が書かれていて参考になったけど、全体的に見れば(特に後半は)そんな大した内容は書かれてなかったと思う。
ただ、OpenGL ES API のかなりの内容を網羅しているので辞書として役に立つだろうし、本にちょっとだけ書かれている一部のコアな部分も役に立つだろうし、それに今は OpenGL ES について書かれた日本語の本はこの本ぐらいしかないので、買っておく価値は十分にあると思う。
あと、翻訳も綺麗にされてて良い感じ。日本語がとても読みやすかった。